湧き出る温泉と豊かな自然に恵まれ四季折々の彩りが美しい悠久の歴史が息づくまち「南陽市」。
都会では味わえない、ぬくもりのある故郷がここにあります。
開湯900年の歴史を誇る赤湯温泉には、今もさまざまな逸話や伝説が残ります。
泉質はナトリウム・カルシウム 塩化物温泉。源泉温度は63度c。きりきず、やけど、皮膚病などに効き、またナトリウムやリチウムを含み、腰痛や肩こりなどにも効果的です。精神的にリラックスさせる効用もあります。
南陽では、4月中旬から下旬にはさくら名所100選に認定された烏帽子山の桜、6月上旬から7月初旬には双松バラ園の薔薇、10月中旬から11月中旬には菊が見ごろを迎え、菊まつりが開催されます。
南陽市では、ぶどう、さくらんぼ、りんご、ラ・フランスなどの果物が多く生産されています。
山形県のぶどうの出荷量は山梨にひきついで全国で第2位。なかでも南陽市はその中心地として知られています。 南陽市のワイン醸造の歴史は古く、明治中ばくらいからはじまりました。最初はアルコールを含んだブドウ酒でしかなかったものが時代の流れに応じて本格的な味わい深いワインとなったものです。県内ワイナリー12社のうち、南陽市には4社が開業し、このまほろばの地ならではの特色のあるワインを出荷しています。